オーストラリア ロットネスト島に生息する世界一幸せな動物 クオッカに癒されて来ました。
クオッカとロットネスト島
“世界一幸せな動物“と言われているのは、ロットネスト島にはクオッカの天敵がおらず、生命をおびやかされるおそれがないこと、また、口元が笑っているように見え、その表情から、そう言われているそうです。
天敵がいないストレスフリーな環境はいいですよね。

ようこそロットネスト島へ
言われてみれば何か微笑んでいるような…なんとも幸せそうに見えてきます。
クオッカは主にオーストラリア パースの沖合にあるロットネスト島に生息している動物です。
ロットネスト島に初めて足を踏み入れた最初のオランダ人探検家は、クオッカをみて、ネズミと思い、この島の名前をロットネストと呼んだそうです。
地元の方は親しみを込めてこの島を”ロット”と呼んでいるそうです。
ちなみにオーストラリア本土にも少なからずクオッカがいるそうですが、かなり数が減少しているみたいです。悲しいですね。
詳細はWWFのHPと動画をご覧ください。2016年の記事になります。
今現在、ほぼロットネストでしかお目にかかれない、貴重な動物です。
クオッカの豆知識

・共通のお名前はクオッカ (Quokka)
他にも”ban-gup”, “bungeup”,” quak-a”と
呼び名があるそうです
・体長は40-54cm
・体重は2〜4.5kg
・主に夜行性(昼間でもふれあえます)
・野生のクオッカの寿命はおよそ10年ほど
・シッポに脂肪を蓄える機能があるとか

クオッカとふれあう
さて実際にクオッカとふれ合ってみましたが、人懐っこいです。
人が近寄っていっても警戒することはなく、葉っぱを差し出すと写真のように近寄ってきてくれます。
つぶらな瞳、なんとも可愛らいしい姿で、癒されますよ。
何度も葉っぱをあげたくなります。

いただきま〜す
島に生えている木から葉っぱを取ってあげることができます。
葉っぱを掴む手を見ているとなんか可愛らしいです。

パクっ

ちなみにクオッカに触れたり、餌をあげたりするのは法律で禁止されているので注意しましょう。
ここでいう餌は、人間の食べ物だと思いますので、島の葉っぱは大丈夫です。
クオッカに直接ふれるのも人間がクオッカから菌をもらう、もしくは菌を人間からクオッカにうつすことからも双方にとって良いことではないためひかえましょう。
葉っぱをあげたりしていると手が汚れるのでウエットティッシュがあると便利です。

クオッカを撮る
クオッカの可愛い写真を撮りたいですよね。
人懐っこく、寄ってきてくれるものの、意外とうまく撮れないものです。
ぼやけてしまったり、そっぽを向けれてしまったり。


まずは葉っぱを出して目の前のベストポジションを確保するのが良さそうです。
葉っぱを食べている間はそこにとどまっていることが多いためです。
更に、ベストショットを逃さないためにも連写モードで写真を撮るのも一つの手ですね。
またセルフィー用の棒を用意しておくのも手です。
手元に限らず異なる角度から写真を撮ることができます。
クオッカだけじゃない
ロットネスト島は手つかずの自然が残るA級自然保護指定の国立公園。
自然の魅力はたくさんありますし、色々なアクティビティもできるようです。

ロットネスト島の海岸沿い風景です。
海も美しい色です。


ぼーっと海を眺めてゆっくり過ごすのも贅沢なひと時です。
私が訪れた日は、波、風強く、泳ぐのはちょっと厳しいかな。
砂浜で水遊び程度なら大丈夫そうです。
ロットネスト島には海水浴やシュノーケリングに最適な63のビーチと20の入江が存在しているそうです。
ロットネスト島はクオッカだけじゃないんですね。
クオッカ以外の島の住人に出会えます。
バスツアーの途中でこんにちは。トカゲの一種でしょうか。

昼食後に休んでいるとクジャクが。
こちらもクオッカに負けじと、人馴れしている様な気がします。

あと海鷲…は写真におさめられなかったけどバスツアーで海鷲の巣を見せてもらいました。
がしかし、距離があり写真だと分かりづらいですね。

でも最も多い住人はクオッカですかね。
島内にはおよそ10000匹のクオッカが生息しているそうですよ。
クオッカのおおよその数はRIAのHPに掲載。 http://ria.wa.gov.au

ロットネストエキスプレスのHPで色々なアクティビティを申し込めます。
クオッカ以外もロットネストでアクティブに活動したい方は是非。
島の散策
ロットネスト島の散策はバスツアーやサイクリング、セグウェイツアーなどでできます。
私はバスツアーで周りました。
ちなみに4月に訪問して来たのですが、強風のせいか、結構寒かったです。
上着にユニクロのライトダウンを着用しても寒いと感じたくらいです。
事前に天気予報の確認と、もし同じ様な時期に訪問される際は防寒対策は必要かもです。
結果的にバスツアーにしたことで、寒さをしのげたのと、島内の観光スポットでバスを停めてもらえるので効率的に周れ、快適でした。
砂浜からはインド洋を眺められます。

灯台でも写真を一枚。とっても素敵なスカイブルーに灯台の色が映えます。

飲食する

トムソンベイのフェリー船着場周辺に飲食できる場所が、ホテル含めて17箇所あります。(2019年時点)
ランチ、軽食となるともっと数が絞られますが、予算に応じて選べるため、食べる場所には困らないと思います。
わたしは申し込みしたツアーに昼食が含まれており、The Laneで昼食をとりました。テーブル席で昼食が食べられますよ。
島内にはサブウェイもあります。
出来るだけコストを抑えるために飲み物だけは持ち歩けたら良いかもしれませんね。

ロットネストへのアクセス

わたしはロットネストエキスプレスのフェリーでパース市内のバラック・ストリートターミナルから島へアクセスしました。
ロットネスト島までは片道約90分のクルーズです。
ホテルから歩いてフェリーターミナルへ行けたため楽ですし、フリーマントルへのちょっとしたクルーズができて楽しめました。
またロットネストから帰ってきてすぐパース市内で夕食を食べることができるのでそれもまたよかったです。
ただバラック・ストリートターミナルからロットネスト間のフェリーは、朝の行きと夕方の帰りでそれぞれ1便しかありません。
必ず時間に余裕を持ってフェリーに乗船しましょう。
ロットネストエクスプレスのフェリーの時刻表は下記です。
楽々なツアー
ロットネストへのフェリーチケット、島内での昼食、島内散策手段など、色々と手配が面倒な方は現地ツアーがオススメです。
わたしも手間を省ける現地ツアーをパース観光(航空券付き)のオプションとして申し込みました。
なんだかんだ1つ1つの準備が面倒ですし、日本語のガイドがついてもらえると安心ですね。
下記リンクはVELTRAのツアーです。

ホテル
ロットネスト島にもホテルがあります。
わたしはパース市内のMercure Perthで泊まり、ロットネスト島は日帰りにしました。
クオッカとふれ合うのがメインでしたら日帰りでも十分楽しめると思いますし、その方が費用を抑えられると思います。
クオッカとふれ合いつつ、島内でのんびり過ごしたい場合は、ロットネスト宿泊も良いかもしれません。
島内の夜の星空も綺麗なのだとか、クオッカは夜行性ということもあり、夜のロットネスト島も気になるところですね。
次回訪れる際には試してもいいかも。

おみやげ
ロットネストに来たからには、かわいいクオッカのお土産をと考えていましたが、少々と物色したものの、結局、私は何も買いませんでした。
みやげものは思ったよりかわいくな。。。失礼、結講クオッカの特徴を忠実に表現されてものが多かった気がしています。
残るものはちょっとという方は、食べ物であればクオッカの土産を買ってきても良いかもしれません。
クオッカならぬチョッカなどもあったかもしれません。。。チョコレートです。
(記憶が定かではないですが、こんな雰囲気のクオッカ土産)

せっかく来たのだからクオッカのお土産を買うのもよしです。
日本では買えないですからね。
クオッカ好きの本
さいごに

美しい街 パースを訪問される際は、是非クオッカに会いにロットネスト島へ。
ロットネスト島でしかできない、魅力あふれる経験ができますよ。
わたしはバンコクからパースへ向かいましたが、東京 成田↔︎パース 直行便が2019年9月1日から就航し、日本からより行きやすくなりました。
GOOD VIBES ONLY!ANAのパース直行便9.1就航!Nissy SPECIAL STORYをパース特別サイトで全3話公開中。
ANA.Japanさんの投稿 2019年6月18日火曜日
2020年7月より、なんと日本でクオッカに会えるようになりました。
埼玉県 こども動物自然公園にクオッカが来園しています!本場のクオッカには中々簡単に会いに行けないかと思いますので、この機会にぜひ!
最後にクオッカのニヤリ顔を!

美味しいよん、遊びに来てね