土地探しにおいて重要視しているポイントの1つに災害のリスクが低いことがあります。
予め予測されるリスクは避けておきたいものです。
中部地方のある地域には亜炭鉱跡があるらしいとのことです。
炭化の程度が低く、発熱量の小さい石炭の一種である亜炭の採掘跡で、採掘跡が手当てを施されない廃坑空洞が残されたもの。
もしかすると買った土地の下に亜炭鉱跡がある恐れが出てきます。
亜炭鉱跡が土地の下にあってもすぐには問題ないと思いますが、地震など起きた際のリスクを考えると、亜炭鉱跡付近の土地は予め避けておきたいものです。
と言っても、亜炭鉱が掘り進められた正確な地図があるわけでもないので、100%のこと分かりませんが、経済産業省 中部経済産業局へ問いあわせすることで以下の調査をお願いできます。
調査地点が亜炭採掘に係る鉱業権(亜炭を採掘することができる権利)が設定されていた鉱区(地図上に直線で図示された区域)に含まれているのか含まれていないのか、について教えて頂けます。
↓ (中部経済産業局 HP)

土地の下に亜炭鉱跡があるか否かの調査結果でないため、そのことは念頭においておかないといけないですが、上記の鉱区に含まれるということは、亜炭鉱跡が下にあるリスクは上がるのでは、と個人的に考えています。
ということで気になる土地の調査を依頼しました。
手数料はかかりません、郵送により依頼するため、郵送料のみは自費になります。
後日、電話で鉱区に含まれていないとの連絡を受けました☺️
災害のリスクが100%ない土地はないと思いますが、分かっているリスクはなるべく回避しておきたいものです。
もし、今から土地を探される方は、念のため、上記の調査を活用してみてはいかがでしょうか。